CQ 11m こちらは "さっぽろTP7"

ひらけ空 ..... ようこそ、勇気を持って行動した者が体感できる神秘の領域へ。

春の一斉オンエアディ2013 (結果追記)

今年最初のフリーライセンスイベント
春の一斉オンエアディ2013 がいよいよ今週に迫ってきました。
 
 
 
 
 
の一斉オンエアディ 2013 
 
 
日 時  平成25年 3月 20日
         (水曜日 祝日 春分の日
 
       9:00-15:00 (JST)
 
 
場 所  日本国の国家主権が及ぶ 
                        領土、領海、及び領空
 
 
 
 
一般呼び出し方法の例
 
      ・CQ  3回
      ・愛好家の皆さんどちらか聞こえていきますか? 1回
      ・こちらは 1回
      ・ニック ( ただしヘッドコールは省略はしない ) 3回以下
      ・どうぞ 1回
    
 
 
 
 
 
 
春オン結果について
 
 
この度の春オンは、大変に恵まれたものとなりました。
 
関東から、にしたま123局が来道されて、合同運用する機会に恵まれました。
遠路お越し頂いたことに感謝します。
来道が決まってからの日々はとても楽しく、移動地の選定、装備の確認などなど、楽しく
情報交換や相談をさせて頂きました。
 
 今回の実験移動地は、運用(交信)実績はないのですが、過去の/JD1狙いの帰り道に、いしかりAG11局と立ち寄ったことがあり、また他の無線家からの噂で「道南方面との安定したパスがある」 と聞いて前から気になっていた、新冠郡(にいかっぷ)新冠町にある、判官舘森林公園(はんがんだてしんりんこうえん)に決定しました。
 
ハムフェア以来の再会でして、昨年夏には話し足りなかったこともあり、盛り上がってしまいました。
富士山レピータの現在に至るまでの経緯の貴重なお話し、未知のDCRのことなど教えて頂き、実に充実した今年最初のフリーライセンスイベントとなりました。
 
豪雪札幌と比較しても、日高支庁管内は心配したほどの雪ではありませんでした。
国道も問題なく、後輪駆動のみで走れ安心しました。
 
最初は遊具のあるパーキングにて、運用を開始しました。
 

 
 
 
にしたま123局の持参された装備に圧巻です、山岳運用をされますので、
随所にその創意工夫がされています。
 
CBは海外が賑やかです、10分程度のQSBを伴っています。
海外が静かになった時に注意してワッチしてみますが、日本語と思われる飛来は確認できません。
 
DCRですが、道南のはこだてGT44局さんと思われるCQを聞きますが、
ビットエラーが多く交信できる電界強度ではありません。標高は80mほどですので、
キャンプ場の上部分に移動地変更をしてみました。
 
標高は90m程が確保出来て、幸い素敵なウッドの東屋があるではありませんか。
再設定して間もなく、はこだてGT44局さん(渡島支庁 南茅部町移動)のCQが飛び込んできます。
その様は神秘的であり、待ち焦がれた瞬間でもありました。
また迎撃移動してくださった44局さんにも感謝します、道南地方の方が降雪が激しくなる
時間帯もあったと思います。
 
その後 ちとせFR421局さん(胆振支庁 苫小牧市勇払移動)のCQが入感します。
交信ができました。
朝付近を走行して来ましたが、そこそこの雪があったと思います。移動頂いたことに感謝
します、相手局があってこその交信だと再認識しました。海岸線をかすめるような飛来軌跡
になりましたが、面白い程に安定して飛来して来ます。
 
DCRを少しお借りして2局様との交信をさせて頂きました。
貴重な初DCR QSOにもお相手頂きましてありがとうございました。
 
 
 
 
 
帰宅後の考察
 
 

 
 はこだてGT44局さん、距離123Km程、新冠からの方位は67度くらい。
 
 
 
 

 
ちとせFR421局さん 54Km程の距離で、新冠からの方位は300度あたり。
 
 
 
電波形式がデジタルなので交信していても距離感がかなりあることに、調べるまでは気がつかない。
(これは特小の海峡越え実験の時もまったく同じだった、周波数変調に拍子抜けして、帰って調べると 80Kmも飛んでいて、大いに痺れたことがある。)
 
実に面白い飛び方をします、回折や反射も当たり前の未知の周波数帯だ。
「狙う!」という意味では、今回の指向性のある空中線で運用するのが楽しいだろう。
 
今回体験させて頂いた設備は、許可されている最大限のものをお借りしたことになるので、
贅沢そのもので、MAXの初体験をさせて頂いた、合同運用の したま123局、お相手頂いた はこだてGT44局、ちとせFR421局、最高の春オンをありがとうございました。
 
 
 
 
学生時分に発振回路を学んだときに、「CCLはコルピッツ、LLCはハートレーと覚えました。
今思うと懐かしい日々です。
 
しかし今は違います! 
 
LCCエアアジア(他社もありますよ)
LCCに乗って北海道へ!移動運用をしに来られませんか?
 
( あらかじめ申しますが、電離層の開帳具合は、当方は保証することができません、フォースを信じるのです )
この度の123局の作戦運用行動パターンは、今までにない形態で、新時代の幕開けです。日帰りピンポイント運用。実に的を射たピンポイント移動運用であります。 Es安定期の6月~7月 激しくお奨めします。
 
その費用対効果たるやご納得頂けます(多分)、変なお姉ちゃん達に使うよりかは、よっぽど健全で、フリラーさんとして使途としては全うなものです。見た目にあやしい航空カウンターでも、レシートみたいな航空券でも、ちゃんと飛びますよ。北海道で移動運用された局のお話しを聞いてみてください、きっと来道をお奨めされると思います。